川崎医療福祉大学
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卒業生の声

川崎医療福祉大学

押切 洋子 評判・口コミ

押切 洋子

評判・口コミ・評価・レビュー星5つ

川崎医療福祉大学 医療技術学部 リハビリテーション学科 理学療法専攻
2007年度
社会医療法人水和会 倉敷リハビリテーション病院

勤務先と仕事内容について教えてください

勤務先は、脳神経外科、整形外科、内科、リハビリテーション科の4科からなるリハビリテーション専門病院です。脳血管疾患や運動器疾患、特殊疾患(脊髄損傷、ギラン・バレー他)などの患者さまに対して、医師・看護師・介護士・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・薬剤師・管理栄養士・検査技師など他職種のスタッフがチームとして関わり、在宅復帰を目指した回復期のリハビリテーション医療を提供しています。

患者さまの身体機能や動作から見える種々の問題を評価し、回復期リハビリテーション病院退院後の生活を想定し、同じような環境下での動作練習を行い、介助量の軽減を目指しています。病院から次の生活の場へ、よりスムーズに移行できるように、退院後に利用するサービスの検討や、ご家族への介助指導、実際に患者さまのお宅を訪問し住宅改修のアドバイス、施設や病院への情報提供なども行っています。

仕事のやりがいをどのようなときに感じますか?

一人ひとりの患者さまと向き合い、理学療法施行によって心身に何らかの良い変化をもたらすことができた時です。良い反応や結果を得るためには、地道な努力を行う必要がありますが、その努力によって予測していた壁を乗り越えられ、より高いゴールが達成できて、自分自身が成長し続けていることに気付いた時にやりがいを感じます。

また、患者さまからの「ありがとう」という言葉だけでなく、「前よりよくなった」「家で困ることがなかった」などの話ができた時、退院後にいきいきとした生活を送る患者さまを見ることができた時に理学療法士として働いていることにやりがいを感じます。

仕事をするにあたって一番大切にしていることは何ですか?

主に大切にしていることは、幅広い知識や技術に加え、信頼される人格が求められる医療という世界の中で、相手の立場になって考えることです。患者さまのこうしたい・こうなりたいという要望に沿い、主体的なリハビリへ繋げていくためにも、患者さまや御家族の方と多くのコミュニケーションを図り、気持ちに向き合い、想いを察し、共に解決していく姿勢を大切にしています。

在宅や社会復帰を目指す中で、日常生活が送れるまでに回復させることだけに留まらず、その方の生活の幅を広げられるように、より広い視野を持ち関わる必要があると思います。社会背景を踏まえた上で、医学的根拠に基づいた予後予測を行い、最大限に能力を高め、更に維持・向上できるような環境調整を提案していくことも大切にしています。

また、チーム医療のなかではより円滑な退院に向けて、リハビリだけでなく病棟や自宅でも活動性向上に繋げられるよう、理学療法士として専門的な意見や介助方法を分かりやすくチームのスタッフや御家族に伝えていくことを大事にしています。チームのスタッフとは頻繁に意見交換し、その方らしく生活するための提案をカンファレンスだけでなく常日頃考えていくようにしています。

学生時代に身に付けた知識や技術、経験の中で、仕事に生かされていることを教えてください

学生時代に実習でレポートなど課題に追われた日々…厳しさを知ってこそ、それを乗り越えた時に得られる充実感があることを学びました。今でも、思い通りにいかず無力さを痛感する時もありますが、その先に光が見えるので、今自分ができることや、すべきことを見失わずに、やりぬく大切さを感じます。高齢者や小児など対象や専門性が異なる施設での実習は幅広い考えを持つことができたと思います。

実習記録のノートを通して、なぜそうなっているのかを考えている中で、どうしたらよいか考える習慣が身につきました。そのことで、専門書だけでは学ぶことができないことに対して、今でも強い好奇心と探究心を持って、自己研鑽を怠らない精神が身についたように思います。

今後の目標(夢)を教えてください

回復期病棟には自宅に帰れるか、施設に入るかの選択を迫られる患者さまもいらっしゃいます。退院後の生活の場がどこであれ、「その人らしく」生活できる場を提供し、対象者の病気にだけ目を向けるのではなく、「その人らしさ」や「潜在的な可能性」を引き出していける理学療法士であり続けたいと思います。

医療・福祉の分野において、求められているものが高度化している中、よりよい状態での在宅復帰を目指す上で、求められることは、「一人だけの力で全てをカバーすること」ではなく、「チーム医療を行なう一員として、個人の持っている力を十分発揮して連携すること」と思います。今後も、チーム内で情報交換し、多角的に患者さまを捉えていきたいと思います。

幅広い世代や価値観を持った方々に関わる中で、「この人でよかった」「この人だから安心」「この人とだから頑張れる」と思われる存在でありたいです。そのためには、更に人間性を磨き、自己成長していくための努力を怠らず、誰かの後ろをついていくだけでなく、学校や職場で学んだことをステップに、古いことだけにとらわれない、自らの道を切り開いていける理学療法士でありたいと思います。

最後に、後輩たちへ熱いメッセージをお願いします

元々体を動かすことが好きで、人の役に立てる仕事に就きたいという気持ちだけで、理学療法士を目指し、18年間生まれ育った地元を離れ、川崎医療福祉大学に入学しました。川崎学園という伝統と歴史を持つ場所で、同じ志を持つ先生方や仲間、先輩後輩と過ごした4年間の学生生活は、今までの私の人生の中で、最も勉強し、最も恵まれ充実した日々でした。学生生活では、実習や試験の中で理学療法士としての適性に悩むこともあると思いますが、自分で限界を作らずに、今の自分にできることは何か、すべき事はなにか、常に自分に問い掛けながら、自分自身を成長させていってほしいと思います。

また、人とのつながりが強いこの世界では、様々な出会いの中で様々な人生観に触れ、人として大切なものにふと気付かされます。治療や会話を通し、理学療法士としては勿論、一人の人間として自分を知り、振り返り、日々成長していることを実感でき、それが臨床でも還元されていくという素敵な仕事です。

理学療法士の活躍分野は、病院の臨床だけに留まらず、教育機関や行政、在宅医療、老人保健、福祉など多種多様な方面からのニーズが増大し、職域は益々拡大しています。これから目指す方も、今目指している方も、どのような場所で、どのような役割を担って働きたいかのvisionを持ち、常に考え行動することで活躍できる所は無限大であると思います。個性を十分発揮できる職業であるからこそ、専門の勉強のみならず、広い視野を持ち、卒業後にも、自らの力で道を開拓していける、探究心や向上心を忘れない理学療法士を目指してください。

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