武蔵野美術大学
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卒業生の声

武蔵野美術大学

加藤 泉 評判・口コミ

加藤 泉

評判・口コミ・評価・レビュー星5つ

武蔵野美術大学 造形学部油絵学科
1992年
画家

絵を描くことは、生きている時間のすべてを使い果たしてもいいくらいの価値がある

「人」を描くと、一番モチベーションが上がる

赤ん坊のようでいて、途方もない時間を生きてきたような生き物が、浮遊感を漂わせながら、深い色彩の中から立ち現れてくる。不気味だけれど、愛らしくて、ちょっと悲しそうだが誇らしげでもある。「キミは一体誰なんだい」なんて声をかけてみたくなる。

この絵は一体どこから来たのだろうか。こんな魅惑的な絵画に出会うと、そう問いたくなる。まして加藤泉が描くのは、奇妙な姿をした生き物たちだ。その出自がやっぱり気になるのだ。

「昔はいろんなものを描いていたんです。虫っぽいものとか動物、抽象的なもの……。そのうちに、人間を描くと一番自分のモチベーションが上がることに気づいた。描いたものに自分も反応するし、人に見せてもいいかなと思うのは、やっぱり人間だった」

写実的な人物像を抽象化していったのではない。逆だ。子供が丸を描いて、目のところに点を打って……というシンプルな記号のような描き方から出発して、だんだん具体的な形ができてきたのだという。

「もしかしたら普通の人間みたいになったかもしれないけれど、なぜかああなっていった」

加藤は今でも、子供が描くような記号的な形から描き始めるという。個体発生が系統発生を再現するように。

「もちろん手かがりになるイメージはあるけれど、それを追いかけることはしない。やっていくうちにイメージの説明みたいになっていったら、その絵はボツ。自分で分かるんです。もはや絵ではなくなってしまう……」

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