文化服装学院
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石川 香代子 評判・口コミ

石川 香代子

評判・口コミ・評価・レビュー星5つ

文化服装学院 ファッション工科専門課程アパレルデザイン科
ファッションスタイリスト

スタイリストはおしゃれで華やか?

スタイリストというと、最新のファッションを扱う"おしゃれで華やか"な仕事というイメージが強い。だが石川さんによると、決して華やかな部分だけではないようだ。「けっこう地道で、体力勝負の仕事です。映画のスタイリングを担当するときは数ヵ月間現場につきっきりなこともありますし、私の場合は衣装や美術制作も請け負うため、徹夜作業になることもあります」。また、スタイリングも自分のセンスに任せて自由にできるわけではなく、仕事の依頼者の要望を第一に考える必要がある。「候補のコーディネートを写真に撮って依頼者の了承を得る"デジタルチェック"や、出演者のフィッティングを事前に行うこともあります。ですが時間的に余裕のないこともあり、そういったときは、短い打ち合わせで相手の意図を汲み取り、要望に沿ったスタイリングをしなければなりません」

ロンドンでスタイリストの道へ

文化時代はアパレルデザイン科で学び当初はデザイナーを目指していた石川さんだが、ロンドンでの偶然の出会いをきっかけに「ファッションエディター」として歩み出すことになった。「ロンドンコレクションでとあるブランドの縫い子の手伝いをしたとき、ショーのクリエイティブディレクターをしていた『ANDOROGYNY MAGAZINE』という雑誌の編集長から、『君、うちの雑誌の8ページをあげるから好きにやってみない?』と声をかけられたんです」。ちなみに、海外のファッション誌のエディターは「ファッションエディター」と「ライティングエディター」に分かれており、「ファッションエディター」は主にスタイリングを行う。「当初はそんな事情も知りませんでしたし、リース※のやり方も知らず、カメラマンやヘアメイクの知り合いもおらず、とにかく見よう見まねでページを作ったのを覚えています」
※アパレルメーカーやショップからコーディネートのための洋服や小物を借りる、スタイリストの業務のひとつ。

日本と海外との違いに驚く日々

ひょんなことからファッションエディター(スタイリスト)としてのキャリアをスタートさせた石川さんは、大学卒業後もしばらくはロンドンに残り活動していた。ところが家庭の事情で帰国をよぎなくされ、日本に拠点を移すことに。ちなみに日本でスタイリストになる場合、まずはスタイリスト(師匠)のアシスタントにつき、数年後に独立するのが一般的だ。そういう意味で石川さんは特殊なルートをたどったといえ、また日本とイギリスでは仕事のやり方も異なるため、最初はずいぶん苦労したとか。「海外では相手の立場にかかわらず自分の意見をはっきり言うことがよしとされますが、日本では場の空気を読み、まわりの人たちとの和を重んじることがよしとされます。私は師匠もいませんし、それまで正しいとやってきたことがいきなり通用しなくなったので、どうしたらいいのか戸惑うことも多かったです」

日本で働くことの意義とは

でも、「日本に戻ってきたことは正解だったと思っています」と石川さん。「海外生活は楽しかったですが、『いつか日本人として、日本人と、日本からファッションを発信していきたい』という気持ちがあったのも事実です。一度海外に出たことで、"頑固で腕のいい職人が一杯いる"といった日本のいいところに気付くことができたのは大きかったです」。また日本に戻ってきたとき、何よりも心強かったのが文化時代のネットワーク。ファッション業界のさまざまな場で活躍する昔の仲間には、何か困ったことがあると相談にのってもらうなどいろいろ助けられているという。「文化時代は学校のクラスメートはもちろん、学外の人たちとも交流していました。勉強は二の次で、けっこう遊んでいたかもしれませんね(笑)。ですが文化時代に得た友だちは自分にとって宝であり、彼らがいなければ今の私はないと思っています」

スタイリストに求められるもの

スタイリングと一口に言っても、夢の世界を表現するファッションシューティングから、リアリティを追求する映画の衣装まで、仕事によってスタイリストの役割は変わってくる。また現場での変更もあるため、状況に素早く反応する柔軟性が必要だ。それに加えて、「自分の考えや思いを相手に伝える、プレゼン能力も必要です」と石川さん。「センスやスキルはもちろん大切ですが、これからの時代はそれだけでは不足。周りとうまく連携をとるためにも、言葉で表現する力が求められるのではないでしょうか」。想像以上にハードで、"ファッションが好き"というだけではやっていけないスタイリストの仕事。だが最後に、石川さんは目を輝かせながら力強く語ってくれた。「今は、スタイリストとして仕事をすることが楽しくて仕方がありません。才能のあるクリエーターやすばらしいクライアントとひとつのものをつくり上げることは刺激的であり、私の誇りです」
※この取材内容は2010年9月時点のものです。

【参照元】文化服装学院HP Next

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