日本フラワーデザイン専門学校
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日本フラワーデザイン専門学校

〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 1-24-22

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卒業生の声

日本フラワーデザイン専門学校

西山 和彦 評判・口コミ

西山 和彦

評判・口コミ・評価・レビュー星5つ

日本フラワーデザイン専門学校
2007年
フラワートテミ

地域に愛される店づくりと、 植物のことなら何でもわかる"スペシャリスト"が目標です

「フローラ トテミ」は、僕が高校2年の春に母が始めた店です。店の裏では叔父が花栽培農家を営んでおり、かつては母もその手伝いをしていました。小さい頃の自分にとっては叔父の温室が遊び場がわり。それが植物や花が好きになった原点ですね。高校時代には叔父のところでアルバイトをし、植物に触れる楽しさを実感していました。卒業後、一度は花と無関係の職場を選びましたが、数年後に実家を継ぐことを決意。プロとして通じる技術や知識を身につけるため、学校に入学しました。人生を花の生長にたとえるなら、入学したときの自分は"種"の状態でしょうか。

授業で一番印象に残ったのは、ドイツ国立花き芸術専門学校ヴァイエンシュテファンから来校されたアンニャ先生のヨーロピアンフラワーです。ブーケやアレンジメントはどれも独創的で芸術性が高く、「こんな作り方もあるんだ」と刺激になりました。先生は熱心で人間的にも尊敬できる方。卒業後も交流が続いています。人間関係も含めて2年間の学校生活でしっかり栄養を吸収し、卒業時には"種"が芽吹きました。

卒業後は東京・練馬の園芸店に就職。実家を継ぐにしても、他店舗を経験してからでなければと考えたからです。売り場総面積1500坪、切花だけでなく造園部署もある規模の大きなところで、修業には最適でした。でも働き始めて半年後に母が入院してしまって。実家に戻り、母が回復するまで1人で店をやることになりました。

正直、不安はありましたが、とにかくできることからと思い、まずは店の大掃除に着手。母が捨てられずにとっておいた不要の鉢植えなどを処分して店内をすっきりさせ、新しい花を置くスペースを作りました。次に行ったのはレイアウト替え。1人でもなんとかできたのは、ディスプレイや色彩学、構成理論などを学校でしっかり勉強したおかげですね。特に色彩と配色についての知識は、毎日色に囲まれた空間で仕事をする花屋にとっては欠かせないものですし、現在もあらゆる面で役立っています。 

今は母と2人で店に立っています。意見の衝突は絶えませんが(笑)、店のことはほとんど任されています。学生のときには漠然としか理解できなかったことでも、実地で試行錯誤していると「あのときの先生の説明には、こんな意味があったんだ」と気がつくことがよくあります。

客層は平日は年配の女性、週末は家族連れの方が中心です。場所柄、庭つきの家に住む方が多いので、叔父のところから仕入れた花苗がよく出ます。

また店のある八王子は、八王子高校を始めとする吹奏楽部の強豪が揃う「吹奏楽の町」。演奏会があると、アレンジメントや花束の注文を大量に受けます。スタンド花を作って会場に納品し、演奏会が終わったあとにばらして生徒全員に配る作業まで請け負います。僕も高校時代、吹奏楽部に所属していたので縁を感じますね。

それで、音楽好きの方が多く住む町でもありますし、音楽と関係の深い花屋であることを「フローラ トテミ」のウリの一つにしようと考え、少し前からピアノを習い始めました。店内にピアノを置いていると「ピアノをひくの?」と声をかけてくださる方が結構いらっしゃいます。その場でレパートリーを披露し、そこから話に花が咲いて関係が深まり、顧客になってくださる方も。自分が通うピアノ教室の発表会のときにも、装花や花束を担当させてもらい宣伝は欠かしません。家族経営の小さな店なので、地域の人々に店の存在を知ってもらうための努力は常に必要ですね。月に1回、フラワーデザイン教室を開催しているのもそのためです。毎回テーマが変わるので、初めてでも参加しやすいと好評で、毎回10人ぐらいの方が集ってくださいます。

仕事をしていて一番嬉しいのは、これは、と思って仕入れた商品が売れたときですね。週2回鉢物の仕入れは僕が担当しています。仕入れは楽しいですが、新しい商品を店に並べるにしても、先に仕入れた品物が出ないことには置けませんから。

今の自分の状態を花の生長に例えるならば、やっと"双葉"が出たところでしょうか。今後の目標は、花と植物のことなら何でもわかる花屋になること。「庭の木を刈って欲しい」と頼まれることもあるので、造園の知識も身につけたいですし、花栽培についても叔父のところで勉強中です。普通の切花屋さんのようにただ売るのではなく、花が育つ過程も知って、お客様にアドバイスできるようになりたい。将来は分野を絞っていくかもしれませんが、ずっと花に携わる仕事は続けていきたいですね。花の仕事で"大輪の花"を咲かせるまでには、まだまだ時間がかかりそうです。

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