大阪校 スクールディレクター
苦労の末、作品が完成した時の喜びは、物作りをする人だけの特権です。
そもそも「ギターを作ろう!」という発想自体が他の人と違うのかもしれません。なぜなら普通の人にとって、ギターは弾くものであって、作るモノではないからです。そんな変わった発想を持った方は、もうこちら側の人間です。以前の僕もその発想に気付き、「やりたい事をやらなかったら、後で絶対後悔する!」と思い、この道に進みました。自分が器用とか不器用だとか、先の事とかも考えずに本当に気持ちだけで飛び込みました。
あれから、十何年か経ちましたが、今もって知らない昔のギター、そして新しいギター等がたくさんあり、「まだまだ面白い事がいっぱいあるなあ」と思いながら過ごしていたら、いつのまにか講師をやっていました。日々、学生と触れ合う中で、彼らの奇抜なアイデアに感心する事もしばしば。どうやれば形になるのか、一緒に悩むのも楽しい事の一つです。
ノートの隅っこに「夢のギター」や「理想のギター」を描いたりしている人がいるでしょ?そのギターを「弾いてみたい」「作ってみたい」と思いませんか?僕らスタッフが、知識・技術・経験を駆使して全力でお手伝いします。あとは、「やってみたい!」の気持ちだけを持ってこちら側へ飛び込んで来てください!
講師プロフィール
地元、福岡にて4年間「木型職人」として木材加工に携わった後、ギター職人を志して、GCA大阪校で1年間ギター製作を徹底的に学び、卒業と同時にESPに入社。かねてから木工職人であった経歴にとらわれず、ESP木曽工場では木工に加えて5年間「塗装部門」の中心人物として、数え切れない本数の高級ギター製作に携わる。その後帰阪し母校大阪校にて講師に就任。まさに塗装のスペシャリスト!