障がいのある方と一緒に考え、ともに作業を行い、その願いに応える。
「生きがい支援のスペシャリスト」として、対象者様が社会参加する能力を維持・回復させる作業療法士。子どもから成人、高齢者まで幅広い人々を援助できるように多彩な実学授業に取り組み、生きる喜びをプレゼントできるセラピストを目指します。
また、本学の作業療法学専攻はWFOT(世界作業療法士連名)の認定校です。本学を卒業し、作業療法士になると国際的に活躍する道が拓けます。
ここがポイント
<作業療法学専攻 学びのポイント>
●生活の質向上を支援する独自のプログラム
(1)リハビリ×スポーツ<パラスポーツから学ぶ>
障がいのある子供達とサッカーを中心としたスポーツを一緒に楽しみ、かつ安全に取り組めるような配慮を授業中で体験し、できることが少しづつ増えることで、参加者の生活の質(QOL)向上をあわせて感じることができます。また保護者と相談しながら子供たちの健康的な生活を促す工夫も学びます。
(2)リハビリ×動物<人と動物の関わりから学ぶ>
動物介在介入は、英語ではアニマル・アシステッド・インターベンションといいます。
「介助犬を使って自立と社会参加を目指す」
「協力してイヌの世話をすることで社会性を高める」
「イヌを抱っこしたりなでたりすることで、精神的ストレスを和らげる」など、リハビリ現場での活用を実践的に学びます。実際に介助犬を飼っている方に話を聞く授業もあり、具体的な暮らしを知ることもできます。
(3)リハビリ×地域<当事者の協力を得て学ぶ>
障がいのある方に「演習協力者」として、協力をいただきながら、作業療法のプログラムを提案する授業を展開しています。当事者の気持ちになること、一緒に取り組むことの重要性を経験します。地域イベントなどで、障がいをお持ちの方と触れ合う機会があり、臨床実習での関わり方も学ぶことができます。
(4)リハビリ×海外<国際交流の中で学ぶ>
文化や環境が異なる海外において、障がいのある方との様々な交流や、現地の福祉施設の方との情報交換などを体験する「カンボジア・スタディツアー」。リハビリ職として必要な、「他者への思いやり」「視野の広さ」などを実体験として学びます。海外の作業療法や福祉医療の現状を知ることができます。
学費について
初年度納入金 187万(入学金、各種会費等含む) ※詳しくは募集要項をご覧ください。