高木 利久
学長
学長
平成2年、本学は「小さい大学、大きな理想」をスローガンに設立されました。建学の精神は、現在も受け継がれ、「共存・共生の精神と知性を磨く教育を基本に、時代の潮流に対応できる、健全にして個性豊かな人材を育成して、国際社会および地域社会の発展に寄与する」ことを教育目標としております。この「共存・共生の精神と知性を磨く」という言葉に、「大きな理想」が秘められています。共存というのは、地域や世界の人びとと手を取り合って仲良く生きることであり、共生というのは、自然との共生で、人間は豊かな自然があってこそ、生きられるという考えです。
本学は、富山県の公共機関、民間諸団体と協定を結んで、地域社会への貢献を進める一方、環日本海諸国(中国、韓国、ロシア)と学術交流協定を結んで、教員・学生の相互交流で友好関係を深めており、共存の精神を磨く場となっています。また、立山連峰と日本海に挟まれた、恵まれた自然環境の中の学舎は、自然との共生の精神を磨く場でもあります。富山国際大学は、人類の平和と自然保護を追求し、地域社会と国際社会、情報社会の発展に貢献する、健全にして個性豊かな人材を育成します。