徳島文理大学
大学徳島県

〒770-8514 徳島県徳島市山城町西浜傍示180

パンフ追加

気になるリストに追加

徳島文理大学の資料をすぐにもらう

先生・教授・講師からのメッセージ

徳島文理大学

田村禎通

田村禎通
学長

 2018(平成30)年4月1日付けで、桐野 豊先生の後任として学長に就任いたしました田村禎通です。私は徳島市南佐古の生まれで、徳島大学を卒業後、徳島大学附属酵素研究施設で5年間、内科教室で13年間勤務した後、国立療養所東徳島病院で4年間、国立善通寺病院で19年間、内科臨床・研究に携わってきました。大学時代と酵素研究施設では、主として蛋白分解酵素の研究に従事しました。当時、藤井節郎教授とメーカーが共同開発した蛋白分解酵素阻害薬であるFOYやフォイパンが、30年以上経過した現在も膵炎等の薬剤として臨床で使用されていることに、研究に関わった一人として大変うれしく思っております。内科教室および病院においては循環器臨床を中心に、刺激伝導系、動脈硬化と線溶系、心血管発症の危険因子などの研究を行いました。
 国立善通寺病院を退職した2012(平成24)年4月、徳島文理大学保健福祉学部の学部長として迎えていただき、教育に携わってきました。
 私立大学は長い歴史の中で、それぞれ確固たる「建学の精神」に基づいて教育・研究に邁進し、社会に貢献してきました。本学は「自立協同」を建学精神としております。その精神は個人個人が自立して生き抜く知の力を教授し、かつ他者を思いやるこころを養って、協同してより良い社会を築くことに貢献できる人材の育成にあると考えます。
 時代は急速な勢いで少子高齢化が進んでいます。特に地方は少子化の進行が顕著であり、若者の大都市志向が加わって地方の大学の志願者減少につながっています。本学も例外ではなく、少子化社会の中で、いかに存在感を発揮し、多様な人材を育成するための役割をどのように果たしていくかが問われることになると考えます。少子化時代においても選ばれる大学となるためのさらなる改革をめざす所存です。
 本学は、地域連携センター、公開講座、学内外の音楽家による演奏会、イルミネーション等、地域に根ざした活動を行い、地域の人々に親しまれ、愛される大学をめざしてきました。また、学生自主防災クラブの活動が地域から評価され、相互理解を深めることに貢献しております。今後とも地域に根ざした大学をめざし、地域の皆さまの期待に応えていく所存です。
 徳島文理大学は、医療系・文系・理系の学部を併せ持ち、さらに短期大学部を有する総合大学であります。学部の壁を越えた研究教育活動を展開し、文理融合の幅広い知識を有する人材養成をめざします。皆さまのご要望を遠慮なくお寄せいただけますよう、お願い申し上げます。

徳島文理大学の卒業生の声一覧

更新日時:

イチオシ校

pagetop