東京情報大学 総合情報学科
「気が進まないからやらない」ではなく、「まずはどんなことでもやってみよう。」 そう思うようになった。
10歳年上のお兄さんも情報大の卒業生だという篠崎さん。その影響で小さいころから情報大を知っていたことと、小学生のころから続けているサッカーでの推薦がもらえたことが決め手となり情報大に進学しました。入学後は怪我でサッカーができない時期が続いているそうですが、その間にさまざまなものに触れて新たな発見があったそうです。
大学ではどのようなことを学んでいるのですか?
1年生なので、幅広くいろいろなことを学んでいます。1年生はわりと自由に授業を選択できるのですが、3年生からのコースの希望に応じた履修モデルがあるので、それに沿った形で授業を選択しています。
僕は会計・金融コースに進みたいと思っているので、その分野に関連する授業を中心に受講しています。
今受けている授業でおもしろいと思うものはありますか?
全員必修の「基礎演習」という授業です。
この授業の中で、学生5人の小グループにさまざまな分野の経営者の方が交替でついて、ご自身の取り組んでいることや信念について話をしていただく機会があり、それが最も印象に残っています。
僕が話を聞いたのは、高卒で25歳まで塗装業で働いてから起業をされた方と、40代でサラリーマンを辞めてからネットでインクを販売する企業を起こした方のお2人でした。お2人が話していたことで特に印象に残っているのが、「どんなことでも、やる前に『自分には合わない』『気が進まない』と思って避けてしまうのはもったいない。まずは何でもやってみることが大事」ということです。このお話を聞いてから、自分も大学生活でいろいろなことに取り組んでみたいと強く思うようになりました。
他にも「経営学概論」という、企業の活動を支える経営についての基礎を学ぶ授業もおもしろいです。会社にはよく聞く株式会社や有限会社以外にもさまざまな形態があることなど、これまで知らなかったことをこの授業からたくさん学べています。
今、挑戦してみたいことは何ですか?
将来のために、簿記にチャレンジしたいと思っています。
学内に無料で受けられる簿記対策のセミナーがあるので、それを受講するつもりです。
もともとは運動推薦で入学されたそうですが、そちらの活動はどうですか?
情報大のサッカー部は強化指定部になっていて、日曜日の試合も含めて週に6日間練習をしています。僕は入学早々足を骨折してしまい、夏に復帰したものの、また同じ箇所を折ってしまいました。今は筋トレやボール拾いなどのサポートとして部活に参加しています。入学してからあまりプレーができていない悔しさはありますが、怪我をしたのが1年生のうちでよかったとポジティブに考えて、早く復帰できるように治したいですね。
将来の目標はありますか?
具体的にこういう職業に就きたいというのはまだわからないのですが、今興味のある、ビジネスや経営という分野の学びを深めていく先に、将来やりたいことも見つかってくるのではないかと思っています。
けれど、もしかしたらいろいろなことに取り組んでいるうちに興味も変わってくるかもしれません。とりあえずコースの選択がある2年生の後期までは、他の分野も含めてさまざまなことに挑戦してみたいと思っています。