6年間を通して薬学の全領域を系統的に学び、多様な専門分野で十分に活躍できる能力を養います。1~3年次では多様な領域をオールラウンドに学び、基礎から応用まで研究活動に向けた基礎技能を磨きます。4年次に学科配属を行い、自身が興味のある分野を重点的に学びます。また、国家試験対策についても、長い歴史の中で培った薬剤師国家試験へのノウハウを生かし、1年生のうちから万全の体制でサポートを行っています。就職率も高く、病院や薬局はもちろん、製薬企業や化学・化粧品メーカーにも毎年たくさんの卒業生を輩出しています。
◆医療薬学科
医療従事者としての高度な薬剤師職能教育を実施します。薬学の広範な基礎知識とともに、医療現場で求められる知識と技能、患者さんや医療メンバーに対する適切な態度を身につけた薬剤師および研究者の育成に重点を置きます。
◆医療薬物薬学科
薬の創製を取り巻く科学・技術の伸展に合わせ、疾病の予防、診断、治療のために必須の創薬研究に挑戦できる人材の育成に重点を置きます。既存の薬学の基礎および専門教育にとどまらず、薬の創製に関連する専門領域の教育も幅広く行い、この分野の社会的ニーズに応じられる能力を育てます。
◆医療衛生薬学科
社会の高齢化や慢性・難治性疾患の増加に伴い、疾病の予防にも積極的に貢献できる薬剤師が求められています。このような社会の期待に応えるべく、健康・環境科学、老年期医療、再生医療、予防医療などに関して卓越した知識・技能・態度を身につけた薬剤師および研究者の育成に重点を置きます。
※4年生の卒論配属時に3学科に分かれます
ここがポイント
◆充実した学習サポート体制◆
薬学部では、6年間かけて薬剤師となるための学習をします。
本学では「薬学教育推進センター」「薬学実務実習教育センター」「薬学基礎実習教育センター」を中心とする学習サポート体制をとっています。薬学生にとって、専門科目を基礎からしっかりと身につけることは、共用試験および国家試験の合格に繋がります。
「薬学教育推進センター」は、おもに1~4年次までの低年次と5~6年次の高年次の学習サポートを体系的におこない、国家試験もサポートする体制となっています。薬剤師としてのセンスや技能などを身につけることも重要です。これらをサポートする組織として「薬学基礎実習教育センター」が設置しています。
さらに、実務実習に備えて事前に適切な態度や技能を身につけ、OSCEに合格するための事前実務実習やOSCEの運営及び実務実習など4~5年次の学習をサポートする組織として「薬学実務実習教育センター」を設置しています。
学費について
2,379,000円 ※入学金400,000円を含む