人の生涯にわたる「心」の発達を科学的な観点から研究。年齢の変化に応じて心がどのように発達・成長していくのかを理解します。また人が直面する心の問題の原因を探り援助する方法を学びながら、障害・疾病を抱える人やその家族の支援についても考えます。
心理学の基礎をはじめ、発達心理学・臨床心理学・発達支援までを総合的に学びます。
【発達心理学】
胎児期から老年期までの人の発達や加齢の心理的過程を学びます。実験・調査によって得られたデータを、統計学を用いて分析します。
【臨床心理学】
発達障害やうつ病など、人が抱える心の問題や悩みの原因を探り、回復に向けた援助方法を学びます。精神分析などの心理療法に関する知識を深めます。
【発達支援】
発達障害のある人や子どもが、生活をする上で生じるさまざまな問題を解決するための支援。専門家として相談に応じることができるように必要な知識とノウハウを養います。
ここがポイント
【授業・講義】
発達心理学科で学べる授業
「子どもの絵の実験心理学」
3~5歳の子どもの描く絵は、とてもユニークです。単に下手というのでなく、構造的に「へん」な絵をよく描きます。子どもはなぜそのような絵を描くのかを心理学の実験的方法でアプローチします。
「カウンセリング入門」
実際のカウンセリングにおいて、カウンセラーがどのようなことを考えてカウンセリングを行っているのか、また、どのような手段を使っているのかについて、分かりやすく解説します。
【国家資格「公認心理師」養成カリキュラムに対応】
発達心理学科および大学院は、国家資格「公認心理師」の受験資格に必要なカリキュラムに対応。本学大学院への内部進学制度を活用し、指定科目を全て修得することで、公認心理師を目指すことができます。
※公認心理師カリキュラムを履修するためには成績基準があります。
学費について
初年度納入金1,480,000円
(入学金、授業料、施設設備費など。その他諸費用あり)
就職・進路
就職率95%(2021年度卒業生)
学べる学問
目標とする資格
取得可能な資格
日本心理学会認定心理士 、 司書<国> 、※小学校教諭免許状<国> (1種) 、※幼稚園教諭免許状<国> (1種)
※小学校教諭(1種)と幼稚園教諭(1種)については、入学後、選考試験に合格した者のみ、教員免許状取得に関する科目を履修することができます。