学長
文理融合の環境で多様な知識と専門性を養い地域の未来に貢献する人材を社会へ
神戸学院大学には数々の特長がありますが、現在は特に大きく2つのことを重視しています。
1つ目は、「地域とつながる大学である」ということ。大学憲章にも定め、その実践に努めています。学生が地域の自治体や企業とともに活動させていただくことで、それが価値のある学びになり、地域や事業の活性化にもなっていく。ボランティア活動をはじめ、神戸の企業とのコラボレーションによる商品開発や、地域主催のイベントへの協力など、数々のプロジェクトのなかで、学生のみなさんが成長を重ねています。
そして、「文理融合の学びがある」ということが2つ目の特長です。文理あわせて10学部が揃い多彩な学びを展開しています。それぞれで専門性を究めていくだけでなく、多様な知が集う環境を生かして、学生一人ひとりが幅広い知識を身につけ、“専門を越えた学び”を得てほしいと考えています。学部を問わず履修できる共通教育科目の充実度は、本学ならではの魅力と言えるでしょう。特に、ここ数年におけるITテクノロジーの飛躍的な発展を経て、社会的な重要度が高まっているデータサイエンスは、専門性にとらわれない活用が望まれる分野の代表的なもの。本学では、経営学部にデータサイエンス専攻を設ける一方で、学部を問わずに履修できる科目も用意し、学びの門戸を開いています。また、保健・医療・福祉系学部においては、医療現場におけるチーム医療に対応する「専門職連携教育」を行い、心理学部、総合リハビリテーション学部、栄養学部、薬学部の4学部に加え神戸市看護大学との横断型の学びを推進しています。
神戸学院大学のキャンパスライフは、さまざまな人たちとの出会い、幾多の学問、知識との出合いに満ちています。その経験が、想像もしていなかった新たな発見や気づきにつながることもあるでしょう。偶然さえ成長に変えられる多様な学び、数々の活動や環境が、あなたを待っています。