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文化服装学院

牛島 香織 評判・口コミ

牛島 香織

評判・口コミ・評価・レビュー星5つ

文化服装学院 スタイリスト科
2005年
編集
CUBE INC.「コモンズ&センス」「コモンズ&センス マン」

卒業後はセレクトショップの販売員に

1997年に創刊した「コモンズ&センス」は、ファッションをベースに音楽、カルチャー、アートを取り込だ日本で唯一のインターナショナルファッションマガジン。現在15ヶ国28都市で販売され、そのハイセンスかつハイクオリティな誌面創りは、日本におけるファッション誌の概念を覆したといっても過言ではないほど唯一無二の存在感を放っている。2006年には「コモンズ&センス マン」も創刊され、これら二誌のエディターとして働いているのが牛島さんだ。スタイリスト科を卒業後の同年6月から入社したが、実は新卒でセレクトショップでの採用が先に決まり、2~3ヶ月ほどは販売員として働いていた経緯がある。「採用試験が1日違いであったんですが、「コモンズ&センス」の方は面接でボロボロだったので絶対にダメだと思っていました」

わずか数ヶ月遅れたタイミングで雑誌編集の世界へ

販売員として働き始めて1ヶ月も経たない時に、「コモンズ&センス」編集長から採用の連絡が入ったという。しかし、「ものすごく悩んで… 一度はお断りしたんです。でも家族や友人など周りの人たちの後押しもあり、“販売は地元に帰ってからでもできるけど、雑誌の仕事は東京じゃないとできない”ということで決意しました」 3ヶ月ほど務めた販売を辞め、志望していた編集の世界へ。もともと雑誌が好きでよく読んでいたが、文化在学時に同じクラスで今も仲の良い友人に雑誌の仕事をすすめられたのがきっかけでこの仕事を意識しだしたそう。面接では見事に玉砕し入社は絶望的だったというが、「たまたま編集長が私の字を気に入ってくれて。それが採用の理由だと聞いています」

雑用から始まり徐々に仕事を身に付けていく日々

雑誌編集について何の知識もないままに入社した当初は、入れ替えのタイミングであったこともあり、スタッフはわずか3名しかいなかったそう。雑用から始まり、ほかのスタッフに教えてもらいながら仕事を覚えていったようだ。雑誌作り以外にも百貨店やブランドのキャンペーンビジュアル制作やイベントプロデュースなどを行うこともあり、細かい雑務をこなしていくうちにPC作業にも慣れ、自力で習得していったという。「やるしかなかった状況だったので、それで覚えていきました。でも働き出して1〜2年目までは毎日泣きながら帰ってましたし、辞めたいと思ったことも何度もありました。でも地元を離れて働きだしたからにはすぐに辞めるわけにいかなかったし、(前職の)販売の人たちにも(入社してすぐ辞めてしまって)申し訳ないという思いもありました。あとは周りの人たちが応援してくれていたのも大きいですね」

7年の実績が認められ信頼される存在に

今では入社8年目を迎え、ベテランの風格すら感じさせる牛島さん。それでも撮影のプロダクションを任されるようになるまでは3~4年がかかったという。現在は2006年に創刊された「コモンズ&センス マン」もあり、二誌の編集業務を担っている。牛島さんが任されている主な仕事のひとつにプログレッシブマネージャーというものがあり、毎号進行表を作成し誌面コンテンツの進行管理をしている。さらには編集長のアポイントや撮影スケジュールなどの管理も任され、まるで秘書のような一面も。「スタッフ全員が確認する、編集長のスケジュール表はきれいに書くことを心掛けています。雑誌では特に、インプリント(スタッフクレジット)を責任を持ってしっかりと確認すること。校了前の文字校正も責任重大なので編集部全員で気を付けていますね」

一流のクリエイターたちと雑誌を作り上げる楽しみ

仕事を通じてたくさんの出会いがあることに魅力を感じていると話す牛島さん。「憧れていたフォトグラファーに会えたり、自分が想像していた以上のビジュアルが出来上がった時は嬉しいですね。一流のスタッフたちが雑誌に賛同してくれて良いものを一緒に作り上げていくことにやりがいを感じます」 休日は友達と会ったり、家で料理をしたり、街をブラブラしたりするといい、オンとオフにメリハリをつけていることが仕事を円滑に進められるコツなのだろう。「他誌で働きたいとは思わなくて、これからもうちの雑誌で働きたいですね。まだまだできてないことだらけなので」 最後に、編集という仕事において必要な要素は何かと聞いてみると、「根性ですかね」 その返答に思わず納得してしまった。

【参照元】文化服装学院HP Next

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