池田次郎さん
静岡医療学園専門学校
接骨院院長
静岡医療学園専門学校
接骨院院長
接骨 患者様の笑顔が何よりの励み
当時31歳の私は、ごく普通のサラリーマンをしていました。平穏な毎日を繰り返していた時、運転中に偶然、老人が頭から血を流して倒れていた現場に遭遇しました。こうした時にどうしたら良いのか心得のなかった私は、声をかけ返事をしてくれた老人を車に乗せてご自宅まで送ることしか出来ませんでした。
なんとか人として最低限のことは出来ましたが、応急処置すら出来ず、頭をぶつけているのに動かしてしまったことなど、自分のしたことやその後の老人のことが気になって仕方がありませんでした。
そんな出来事の後、何気なく電車のつり革広告にあった柔道整復師の新設するというシズイの広告を目にし、「こ、これだあああ!」と思いたちました。12年間勤めた会社を辞め、3年間学校に通うことを妻に相談すると、当然妻には猛反対されました。自分の気持ちを話して説得し、シズイへの入学を決めました。
懸命に勉強し、働き、30過ぎの学園生活を満喫し・・無事に資格を取得。今もしあのような事故の場面に遭遇しても冷静に応急処置をして対応が出来る知識と自信を身につけ、卒業し社会に戻りました。
柔道整復師として活法を使い、いち早くケガや痛みを取り除き、地域の皆様が楽しく日常生活を送ることに貢献するために、臨床の勉強を力尽きるまで学び続けたいと思っています。