言語コミュニケーション学科
教授
図書館司書の現場スキルを身に付ける―言語コミュニケーション学科 図書館司書フィールド
信州豊南短期大学では、創立以来、国立国会図書館より招いた教授により、司書課程の授業およびゼミが開講されてきました。30年以上の歴史の中で、多くの卒業生が地域の図書館で勤務しています。そして近年は、新入生の半数以上が司書資格取得を目指すという状況になっています。そこで、資格取得のための講義に加え、司書という仕事をより深く理解し、図書館現場で即戦力として役立つための授業や実習をさまざまに展開しています。
まずは、図書館司書が行う読書活動である「絵本の読み聞かせ」や「ブックトーク」のスキルを身に付けます。授業で基礎を学んだら、手遊びや紙芝居なども取り入れ、自分たちでプログラムを作成し、地域の図書館や絵本美術館で実習をさせていただいています。はじめは恥ずかしがっていた学生も、楽しんで練習し、発表できるようになります。プレゼンテーション力やコミュニケーションの力を養う機会にもなり、就職活動や社会に出る上でも役に立っています。その他、現役司書を招いての特別講座、図書室の特集コーナー担当、本に透明なカバーをかける実習、パネルシアターやペープサートの作成と実演などなど、色々なプログラムが用意されています。
さらに、学生たちが楽しみにしているのは、国立国会図書館と国際子ども図書館見学、神保町の古書店街探索をセットにしたゼミ旅行!図書館での仕事をより深く理解でき、色々な刺激を受けています。
司書資格を取りたい人、また本が好きで本にかかわる仕事に就きたい人など、多彩なプログラムで楽しく実力アップできる豊南短大で、ぜひ学んでみませんか?