「見方」をかえることで,まずはその子どもの「味方」になりましょう。

植草学園短期大学 教授

佐藤 愼二先生

先生のプロフィールを教えてください。

知的障害特別支援学校、小学校に23年間勤務していました。専門は、ADHD・アスペルガー症候群など発達障害のある子ども、「気になる」子ども、知的障害のある子どもの支援やその保護者の支援です。これまでの実践経験を活かして、障害の有無にかかわりなく充実して過ごせる保育・教育の在り方を学生の皆さんと追究しています。

自慢の活動内容・その魅力について教えて下さい。

障害の有無にかかわりなく、子どもの(困っている)行動をどう理解するのか、どう支援するのかという保育・教育現場で直面する実践的な課題を授業の中で検討します。「見方」を変えて、「支援」を変えるヒントの見つけ方を徹底して考えます。
 そして、合間合間に、手遊びや引っかけ手遊び、仲間づくりのための楽しい簡単エクササイズ、身の回りにあるものを使った簡単マジック、子どもと遊ぶ手作りオモチャを授業の中に多く取り入れています。これらは障害の有無にかかわりなく、どの子どもたちも楽しめるからです。これらは、気分転換になるだけでなく、将来に確実に役立つ実践力になるのです。

最近出版された著書についてお聞かせください。

「実践 通常学級ユニバーサルデザイン I-学級づくりのポイントと問題行動への対応-」(東洋館出版社)です。続刊も発刊予定ですが、ユニバーサルデザインとは「○発達障害等がある配慮を要する子どもには『ないと困る支援』であり、他のどの子どもにも『あると便利で・役立つ支援』を増やすこと」です。
 特別支援教育・保育というと、Aさんだけのために特別にというイメージがあります。もちろん、それも必要なときがあります。しかし、その前に、まず考えなければならないことは、Aさんに『ないと困る支援』であり、他のどの子どもにも『あると便利で・役に立つ支援』を増やすことです。この発想が保育・教育を豊かにしていくのです。

在学生10人に「佐藤先生『自慢』」を聞きました!

「困った子どもはいない!何かに困っている子どもと見方を変えなさい!-目から鱗でした。」「自分のことのように親身になって一緒に悩んでくれる」「就活にとても詳しい!」「実習で困ったとき、具体的にアドバイスをもらえた!」「やさしい雰囲気で何でも相談しやすい」「大切なことをたくさん伝えてくれるので頼りがいがある」「保育現場で実際に使える簡単マジックやオモチャネタ等をたくさん教えてくれる」「就職活動で悩んでも親身になって考えてくれるので心強い」「授業がおもしろい!手遊びなど使えるネタをたくさん学べる!」「授業の合間にネタが入るので絶対に眠くならない!とてもありがたい!」

進学を希望するみなさんへのメッセージがあれば聞かせてください。

保育・教育現場で出会う「気になる子ども」・・・。この子どもたちは「困った子ども」なのではありません。何かに「困っている子ども」なのです。このように「見方」をかえることで,まずはその子どもの「味方」になりましょう。そして、「味方」になって「支援」をかえるのです。ひっかけ手遊び・簡単マジック等の楽しい!保育・教育技術を身につけながら,どの子どもにもうれしく・楽しい保育・教育をともに勉強しましょう!素敵な保育者・教育者を目指しましょう!



植草学園短期大学

広大な敷地には、本館棟、実習棟、体育館等の建物が配置され、様々な実習・演習用の設備や、充実した蔵書を持つ図書館のほかグラウンドやフットサルコート等の運動施設も完備され学習や課外活動を豊かに支援。

辺りには、雑木林などの自然が豊富に残され、野生の小動物たちがのびのびと暮らし、うるおいのある学園生活を送ることができる。

関連記事

自慢の先生vol.2
(2014.08.28UP)

特別企画、各学校から自慢の先生・講師をご紹介します。

記事を読む

自慢の先生vol.2

自慢の先生vol.1
(2014.08.04UP)

特別企画、各学校から自慢の先生・講師をご紹介します。

記事を読む

自慢の先生vol.1

オープンキャンパス検索デジタルパンフレット奨学金学費
pagetop