小芝風花-インタビュー
(2016.05.09UP)
メディアで活躍する先輩に聞くインタビュー企画。映画「魔女の宅急便」主演でブレイク!小芝風花さんです。
―はじめに、2人のプライベートに関することを少し教えて下さい!やっぱり双子だと間違われることってありますか?
性格や好みはすごく似てるところと、全く違うところがあります。
わりと間違われています(笑)。とりあえずmimmamちゃんですか?って声かけられることが多いですね。
でも、分かる人には全然違う顔に見えるみたいで…。結構意見が分かれるところですね。
性格や好みはすごく似てるところと、全く違うところがあります。とくに趣味は正反対。mamはアニメとか好きだけど、私は特別好きなものや趣味ってそこまでないので。似てるところっていうと好きな科目とかかな(笑)。
国語とか体育とか!
―ハモりましたね!お休みの日は何していますか?
同じ部屋にいるので、片方がアニメ見てたら一緒に見たりしますね。
お仕事で出てきたときにお買い物とかは済ませちゃうことが多いので、休みの日は結構2人揃って引きこもっています。同じ部屋にいるので、片方がアニメ見てたら一緒に見たりしますね。私は見てもハマらないんですが、mamは好きになったらすっごいハマるよね。
そうですね。すっごいハマり症かもしれません…(笑)。今は特撮にハマってます。
―ストレス発散法は?
基本的に趣味に対する熱がすごくて、没頭している時間がもうストレス発散になってる。
ゲーム!男の子がやるようなちょっとハードめなゲームをやります。非現実的だから、入り込めやすい。
アニメを見たり、あと、コスプレですね。でも、最近はなかなか時間がなくて出来ていないんですけど…。
基本的に趣味に対する熱がすごくて、没頭している時間がもうストレス発散になってる。移動中に特撮見たりしています。
―人気モデルとして活躍する2人ですが、去年の自分と今の自分、変化したところはありますか?
高校生の時からどちらかというと精神年齢は高かった気がします。
老けました!(笑)あと、私食べられないものが多いんですけど、今までずっと食わず嫌いだったものを挑戦するようになりました。ちょっと舌が大人になったかな。内面的には、あんまり変化はないですね。
高校生の時からどちらかというと精神年齢は高かった気がします。
なので、今は歳の方が近づいたような感じです。
私もそんなに大きく変化したところはないかな。
昔から姉なのに、うまくできないことがなにかと多くて。しっかりもののmimがいつも助けてくれています。
―今のお仕事をしてなかったら、何をしてたと思いますか?
出版とか紙に携わるようなお仕事をしていたと思います。
私は多分、出版とか紙に携わるようなお仕事をしていたと思います。高校卒業した後に、グラフィックとかデザイン系のお仕事に興味を持っていて、学んでいた時期もあったので。今でも広告とかには目がいきますね。美術館も好きです。
私は当時はmamみたいにコレっていうやりたいことがなくて…。このお仕事で自分が何かをやるチャンスをもらった感じ。それまではアパレル関係のバイトをしながらフリーターをやっていたんですけど、そのまま続けていたんじゃないかな。
―最近はどんなことに興味がありますか?
小さい頃から小さな包丁やまな板を買って、お手伝いをする機会を与えてくれてたんです。
食べることです!料理は2人とも好きです。ハンバーグとかロールキャベツ。この間はローストビーフ作りました。冷凍庫に牛肉のかたまりがあったので、作ってみました。
私は麻婆豆腐とか…。作ってる時間が楽しいし、食べてくれた人が「美味しい」って言ってくれるのも嬉しい。
でも、こういう風に2人とも食べることや料理を楽しめるようになったのは、お父さんやお母さんのおかげだと思います。小さい頃から小さな包丁やまな板を買って、お手伝いをする機会を与えてくれてたんです。
最初は皮むきから始めたんだよね。子どもの頃ってお手伝いすごいしたがってたから、楽しかったよね。
―2人にとってお友達ってどういう存在ですか?
浅い付き合いだったら友達ごっこじゃんって思っちゃいます。
友達自体はそんなにいる方じゃないんですけど、困った時に頼れる存在というか、自分が迷ったりした時にアドバイスをくれる友達がいることが幸せだし、大切にしたい。多くなくても、深い仲であれる友達がいればいい。
逆に言ったら、たくさんいても、困った時に相談できる人や意見を聞ける人ががいないのは、キツイと思います。
私もまったくの同感です。こういうものに対する考え方は昔から一緒ですね。いろんな人とお友達でも、浅い付き合いだったら友達ごっこじゃんって思っちゃいます。
高校生の子たちの間ではそういう付き合いが必要な時もあるのかもしれないけどね。
みんなと仲良くしておかないとひとりぼっちになっちゃうとか…。なので、高校卒業した後に、約束して会えるような友達ができていたらそれでいいんじゃないかなって思います。その時だけで終わらないような。
―モデルになったきっかけは?
やらずに後悔するより、
やって後悔しようって思って決めました。
もともとは、私のブログを見つけた事務所の方にスカウトされて…。その方が後々twitterにあった写真を見て、「双子なら、もう1人も一緒にやってみない?」ってなって。
当時は葛藤もありました。「mamは自分を発信することを何もしてなかったのにずるい」って思ったりした時期もあって…。でも、やっぱりこういうお仕事だからこそ、2人の方が心強いし、長く続けられそうだなって思ったんです。
双子って一緒にいなきゃいけない運命っていうか、そういう特別な感覚があるんですよね。
mimから話を聞いた時は、素直にやりたいと思いました。
でも、私も就活の時期だったので、こういう節目に自分がどういう選択をするかはすごく悩んだんです。でも、こういうことって今しか出来ないって思って。やらずに後悔するより、やって後悔しようって思って決めました。
―その後は人気雑誌のZipperの専属モデルになられましたが、大きな変化はありましたか?
「発信する」っていうことについて、すごく深く考えるようになりました。
友達が「Zipper見たよ!」って連絡くれたり、あと、おばあちゃんやおじいちゃんを含む家族みんながすっごく喜んでくれたことです。それが1番嬉しかった。
これまで何かを発信したりしていなかった分、「発信する」っていうことについて、すごく深く考えるようになりました。いい意味でも悪い意味でも自分の行動の重みを考えるようになったというか…。
自分ではそんなに影響力ないって考えていても、実際にはSNSとかを見てくれている人やフォローしてくれている人がたくさんいて。そういうことを踏まえて発言しなきゃとか思うようになりましたね。
そういう点では、自由がきかなくなった部分や幅が狭くなってしまうこともあるんですけど、その中でどういうことができるのかっていうことが大事なのかなって思っています。
そう。それって表現力が養われるってことだとも思います。
―尊敬している人は誰ですか?
双子の子育てってすごく大変だっただろうなって思いますし、お母さんほど尊敬できる人はいません。
お母さん!
「しっかり挨拶をする」とか、「遅刻をしない」とか、当たり前だけど人として大切なことをきちんと教えて育ててくれたので。
こういう業界にいるからこそ、そういう風に育てくれたお母さんに感謝していますね。人生の先輩としても。
今でも何かあったら、1番にお母さんに相談します。真っ向から否定したりせずにちゃんと話を聞いてくれる。それに、今思うと、双子の子育てってすごく大変だっただろうなって思いますし、お母さんほど尊敬できる人はいません。
―最後に、いつも心がけていることや、今後の展望を教えて下さい。
落ち込んだ時こそ前を見て、常に新しいことに挑戦していきたいと思っています。
とにかく、やりたいことは口に出すようにしています。意思表示ってすごく大切だから。あの時に別の人生を選んでいたら、出来なかっただろうなって思うことは全部やりたいです。逆に言うと、この道を選んだからこそ、出来ること。
私はこう見えて、結構落ち込みやすい性格で…。だからこそ、悲観的になったり、後ろ向きにはならないように心がけています。落ち込んだ時こそ前を見て、常に新しいことに挑戦していきたいと思っています。
応募の受付は終了いたしました。