農業といえば農産物を生産するお仕事というイメージですが、近年は、農家民宿・加工品販売など、農産物の生産以外の事業を行う農家さんも多く見られます。
そのほかにもロボット技術や情報通信技術（ICT）を駆使して作業効率化を図る「スマート農業」という新しい分野の仕事も出てきたように、農業の可能性は大きな注目を集めています。
また、こうした仕事の登場によって、地方の活性化や人材不足、国際競争力の強化など、農業界が抱えるさまざまな問題の解決も期待されています。
「自然に囲まれて働きたいなぁ」なんて考えたことはありませんか？
今、農業への注目が高まっているんです！
農業は畑仕事だけだと思っているそこのあなた！意外な才能を活かせるかもしれませんよ？
今回は、農業の仕事内容・自然を通して生活を支える職業をめざせる学校をご紹介します。
「耕種農業」と「畜産農業」は自然の中で農畜産物を育てる仕事を指しており、多くの人がイメージする「王道の農業」と言えるでしょう。「アグリビジネス」は、生産者を支える仕事や、流通・販売の仕事など、農業に関する幅広い仕事全体の総称です。
これら3つの各分類の中でも、生産物・サービスによってさらに細かく業種分けができます。
- 耕種農業
-
- 稲作
- 畑作
- 果樹
- 花木
- 露地野菜
- 施設野菜 など
- 畜産農業
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- 酪農
- 酪農
- 養豚
- 養鶏 など
- アグリビジネス
-
- 農業資材
- 種苗メーカー
- 流通の仕事
- 花販売の仕事 など
- 自然が好きな人
- 生物が好きな人
- 実験やフィールドワークをやりたい人
- 環境問題や食糧問題に関心がある人
これらに当てはまる人は、農学部のある学校がオススメです！生物をベースとしたものづくり・技術開発で人の役に立ちたい人にとっては、やりがいを感じながら学べる学部です。
学ぶ分野としては作物学や育種学を中心に、近年めざましい発展を見せるバイオテクノロジーも学ぶことができます。農学で履修する科目は、作物学や育種学を中心としたカリキュラムが一般的です。
- 園芸学
- 農学経営学
- 昆虫学
- 土壌学
- 植物病理学
- 生物化学 等
農学の授業では書物や顕微鏡と向き合うだけでなく、実際に農場で体を動かしながら農業を知る「フィールドワーク」も重要です！
また、農学における研究内容は多岐にわたり、学校によっては非常に細かな科目から選ぶことになりますので、自分が何を研究したいのか、どんなことに興味を持っているのかを明確にしておくことをおすすめします。
いかがでしたか？農業って野菜を育てるだけでなく、皆さんが想像している以上に幅広いお仕事なのです！
意外にも皆さんの秘めたる才能を活かせるような仕事があったのではないでしょうか？
自分に合った「農業」について学べる学校を、ぜひ見つけてみてくださいね！
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